ロルフィング若葉のセッション内容パソコンの目の疲れ、肩コリ、腰痛から解放されたい

身体の不調は歳のせいではない

小さなころはなかった身体の痛みや不調。大人になるとなぜあちこちに不調が出るのか・・・ それは、歳のせいではありません。最近運動していないからでもありません。私たちの身体は日々の「使い方の蓄積」です。動きが身体(構造)を作ります。からだはとても利口なので、私たちの生活習慣に合わせて変化します。日々繰り返される動きやポーズは強化され、全くしない動きは身体が不必要として可動域を手放していきます。可動域を手放すとは、どんなことか。それは筋膜の滑りや動きが癒着(ひっつき)や収縮によって制限されている事です。身体は壊れているわけでも悪いわけでもなく、身体の筋膜が一部しかスムースに動かなくなったからです。

仕事の仕方は身体を作る・変える

生活習慣や無意識に行う姿勢が今の身体を作ります。では、生活習慣や無意識の姿勢はどんな時にしているのか?1日24時間、この時間から睡眠時間を除くと、仕事をしている時間が多くを占めている方は多いのでないでしょうか?今やパソコンを使わない仕事は無いといっても良いくらい、私たちの生活に「画面をのぞく」姿勢は蔓延しています。顔を首の上ではなく、前にして画面に近づけたり、背もたれに寄りかかって、背骨を丸めたり、ひじをデスクの上において指先でキーを打って寄りかかる姿勢を長時間していたり・・・

集中していたり、意識が画面の中にあるとつい自分の格好に気がつかずに、自分でからだに負担をかける姿勢をしている事があります。これが毎日何時間も続けば、身体が変化しないわけがありません。でも、楽な座り方、身体に負担を掛けない手の動かし方、こういった基本動作が変わると身体も変わってきます。

パソコンの目の疲れ、肩コリ、腰痛から解放されたい

ロルファー:にいつ ゆきこ

肩こり、首の張り、目の疲れが悩み 40代女性

長年、経理と会計のお仕事に携わられています。昔からある肩コリと首の張りに悩まされていたそうです。また腰痛も長年お持ちで、眠れなくなることがしばしばあるそうです。まるで鎧(よろい)を着ているかのように、背中は張り、肩を動かすとゴリゴリと音がするそうです。今までいろんなマッサージや治療院に通っていたそうですが、根本的な解決にはならず、ロルフィングで身体を改善できれば、とお越しくださいました。

お客様の状態とセッション計画

お話を伺うと、仕事で数字をみている時間がほとんどで、間違えが許されない書類も多いので、つい力が入ったり、パソコンの画面に目を近づけていることもあるそうです。まず、身体の力を抜いた状態を知っていただき、力を抜いて、座る、パソコンと向きあえる様にしていきます。道具に身体を合わせるのではなく、自分の楽な状態に道具を調整出来るように、まず楽なからだつくりをしていきます。

身体の不調は歳のせいではない

小さなころはなかった身体の痛みや不調。大人になるとなぜあちこちに不調が出るのか・・・ それは、歳のせいではありません。最近運動していないからでもありません。私たちの身体は日々の「使い方の蓄積」です。動きが身体(構造)を作ります。からだはとても利口なので、私たちの生活習慣に合わせて変化します。日々繰り返される動きやポーズは強化され、全くしない動きは身体が不必要として可動域を手放していきます。可動域を手放すとは、どんなことか。それは筋膜の滑りや動きが癒着(ひっつき)や収縮によって制限されている事です。身体は壊れているわけでも悪いわけでもなく、身体の筋膜が一部しかスムースに動かなくなったからです。

仕事の仕方は身体を作る・変える

生活習慣や無意識に行う姿勢が今の身体を作ります。では、生活習慣や無意識の姿勢はどんな時にしているのか?1日24時間、この時間から睡眠時間を除くと、仕事をしている時間が多くを占めている方は多いのでないでしょうか?今やパソコンを使わない仕事は無いといっても良いくらい、私たちの生活に「画面をのぞく」姿勢は蔓延しています。顔を首の上ではなく、前にして画面に近づけたり、背もたれに寄りかかって、背骨を丸めたり、ひじをデスクの上において指先でキーを打って寄りかかる姿勢を長時間していたり・・・

集中していたり、意識が画面の中にあるとつい自分の格好に気がつかずに、自分でからだに負担をかける姿勢をしている事があります。これが毎日何時間も続けば、身体が変化しないわけがありません。でも、楽な座り方、身体に負担を掛けない手の動かし方、こういった基本動作が変わると身体も変わってきます。

1自分の身体の感覚に意識を向ける身体が軽い 足取りが軽い

お客様の状態

呼吸に意識を向けていただくと、吸う事がつらいと感じるそうです。その様子を見させていただくと、呼吸のたびに肩が上下に動きます。これは息を吸う時、筋力を使って肋骨を広げていたり、首に力を入れて気道を開こうとしているからです。この点からも分かるように、毎日1万5千~2万回繰り返している小さな呼吸という動き1つにしても力を入れて身体を緊張させてしまっていることが多いです。

セッション内容とお客様の感想

力を入れることで使われる箇所の筋膜は張りが強く、短くなっていることが多いです。まず、呼吸という小さくも私たちの生活の根本の動きが変化出来るように、胸郭周辺の筋膜を緩めます。最初に鎖骨から肩関節にかけて筋膜をゆるめ、肩と胸がゆったりと開けるようにします。その後横隔膜が付いている、肋骨の一番下の筋膜もゆるめます。ここは力を入れずに、しっかりと息を吐けるように学ぶワークでもあるので、ゆっくりと時間をかけながら呼吸を繰り返して、指を肋骨下に入れていきます。
セッション後の呼吸時は肩は上がらなくなり、胸周りが広がるようになりました。「身体が軽く感じるなんて、何年ぶりだろう」とおっしゃっていました。

2足を感じる 脚を感じる頭から踵(かかと)までリラックスしてる

お客様の状態

第1セッション以降、腰痛で眠れないという日は無くなったそうです。つま先を前に向けて膝を曲げると、踵(かかと)が浮きます。これは脚の後ろ側の筋膜が伸びにくくなっているからです。脚の前側にある太ももやすねの前脛骨筋ばかりに力を入れて、歩行や立ちあがりをしている為と思われます。つまり脚の後ろ側ハムストリングやふくらはぎの筋膜を伸ばすことが日常生活で不足している様です。

セッション内容とお客様の感想

習慣から、すねの前脛骨筋に常に力が入っています。仰向けで寝ても、筋膜に強い張りがあります。まず前脛骨筋の筋膜をゆるめます。前脛骨筋はいきなりゆるめると痛みを伴う上、膝下の深部にある骨間膜と連動しているので、ゆっくりと圧を加減しながら膜の張りを変化させていきました。また、ひざ裏と足裏の腱もゆるめることで脚の後ろ側の筋膜に長さを引き出しました。その後、ハムストリングを意識した立ち方を何度も繰り返しながら、新たな動きを学習して頂きました。
すると足に意識が向くことで、力が入りっぱなしだった上半身がだいぶ楽になった様に見えます。お客様も「頭から踵まで、身体の後ろがリラックスしているみたい。上半身はほとんど触って無いのに不思議」とおっしゃっていました。

3背中の動きを引き出す身体がRelaxしてる

お客様の状態

2回目のセッション後、歩いていると「足が軽いなぁ」と感じる事が良くあったそうです。また、長い時間座っていられる様になったそうです。
歩行をみせていただくと、腕が体の前側では揺れますが、体の後ろにはいきません。また肩甲骨にも動きが少なく、背中のシルエットに変化があまりありませんでした。

セッション内容とお客様の感想

横に寝ていただき、体の横の面から筋膜の状態を触擦させていただくと、体の前側には動きやすいのですが、後ろ側に動かそうとすると力が要ります。これは肘を体の横ではなく前にしたまま使っていることが原因と思われます。肘をデスクに乗せたままパソコンを使うと、肩甲骨が両サイドに流れてしまい、腕を肩の筋肉を使わざるおえなくなってしまっているので、肩コリの原因にもなっています。体の横の筋膜を前にいかないように後背筋や腹筋のトーンを整え、腕のゆれの動きを制限している肩甲骨周りの筋膜、肩甲下筋や肩甲挙筋をゆるめて、肩甲骨を背中から自由にしました。その後腕を動かす時に肩の筋肉ではなく、前鋸筋という体の脇にある筋肉と背中を使えるように、指導させていただきました。セッション後の歩行では、腕の揺れが自然と後ろにもいくようになり、脇が締まった感じがしました。数日後、いままで使っていなかった背中が筋肉痛になったそうです。背中の筋肉を使い始めた証拠ですね。良いサインです。

4骨盤と脚を離すこんなに力を抜いて歩いていいの!?

お客様の状態

第3セッション後、包丁を使う時に肩に力を入れて肩の力で作業をしていることに気が付かれたそうです。「今まで、こんなに肩ばかり使っていたんですね~」とおっしゃっていました。また腰痛がほとんどなくなったそうです。
歩行時にひざ下に力を入れて、ひざ下ばかり使っているように見えます。骨盤の下部(骨盤底)と内ももの付け根の間がもっとスムーズに動くと楽な印象を受けます。

セッション内容とお客様の感想

横向きで寝ていただいて、脚を1本づつ後ろに動かしていただくと、早いうちに脚の付け根がひっかかるように伸びなくなります。内腿にある内転筋と骨盤底の筋膜が癒着し、お互いが動きを妨げていました。座骨や恥骨周りの骨盤に付いている筋膜にゆとりを持たせて、内転筋が脚の動き合わせて機能できるようにYさんに動いていただきました。
セッション後の歩行は、ひざ下だけではなく、脚全体が使えるようになり、がんばって歩くといった様子は無くなりました。Yさんは「こんなに力を抜いて歩いても大丈夫なんですか?」と驚かれていました。

5脚を伸ばす。がんばらない、太くならない太もも作り脚が伸びた!

お客様の状態

第4セッション後、2,3日間首のまわりに違和感を感じたそうです。ロルフィングのセッションを受けている最中はそういった声を耳にすることが良くあります。身体のある部分だけバランスが整いはじめると、まだ整っていない(まだセッションで触れていない)箇所が窮屈に思えたり、動きが悪く感じたり、痛みが出る事があります。でも、セッションの回数を追っていくと不思議とその感覚は消えていきます。
Yさんに歩いていただくと、歩幅があまり大きくありません。太ももの筋肉ばかりを使っているているように見えます。実際Yさんは太ももの太さに悩んでいらっしゃいました。

セッション内容とお客様の感想

太ももの筋肉に頼らなくても、歩行は出来ます。でもそうするには太もも(大腿四頭筋)という表層の筋肉ではなく、深層筋を使う必要があります。歩行時に一番大切な深層筋は大腰筋です。いきなり大腰筋を使って下さいといっても、はいそうですかと使えないのが深層筋の特徴です。表層の筋肉(お腹の表面、お尻の表面、腰、大腿四頭筋)の”力を抜きながら”深層筋(大腰筋)をわずかでも意識できる、動かせることが深層筋(コア)を使えるようになる鍵です。ミリ単位の小さな動きを何度となく繰り返すことで、Yさんは深層筋の感覚を少しづつ捉えはじめました。ベッドの上での施術&動きを終えると「脚がすーっと伸びているみたい」とおっしゃっていました。

6背中に息を吹き込む今まで背中を固めていたんですね。

お客様の状態

普段のパソコンの使い方のせいでしょうか、背中から背骨に触れさせていただくと、丸まって背骨が出ている部分が目立ち、反対にそってカーブを作りだしている部分があまりありません。背骨には本来、S字の様に前後に湾曲がありますが、Cの字に近い状態になっていました。

セッション内容とお客様の感想

背骨の自然な湾曲を取り戻す時は、背骨そのものに問題があることはほとんどありません。それより、背骨の下部にある仙骨という骨盤の間にある骨が自由になっていないことが良くあります。Yさんも座っていただくと、仙骨をロックする様な姿勢になってしまうことが多々ありました。仙骨に負担がかからない座り方が出来るように、梨状筋をゆるめて小殿筋を意識した動き方をしていただくことで、仙腸関節に動きが出始めて、仙骨が引っぱられることが大分減りました。歩行をしていただくと、骨盤周りの柔らかさが背骨に伝わり始めました。この動きが伝わるのは背骨がロックされていなく自然な湾曲が生まれてきた証拠です。

8力に頼らない動きに出会うお尻周りが軽い 

お客様の状態

歩行時に腕があまり動かず、少し肩を丸めて身体の前側に腕があります。腕に意識を促すと、自然に振れるのではなく、腕の筋力で振っています。以前のセッションで肩周りや胸周りはすでにゆるめてあるにも関わらず、歩行時は、肩・胸周りの開きに制限が出てしまいます。これは、身体の前面の筋膜のつながりを縮めて歩行しているからです。

セッション内容とお客様の感想

肩から足までの身体の前側の長い筋膜のつながりを引き出して、そして意識できるようになると、動きが変化します。仰向けで膝下をベッドから下に下げて、前半身の筋膜が伸びられるスペースを取って身体を休めてもらうと、太もも部分は筋膜がなかなか伸びてきませんでした。脚に力を入れずにストレッチの様に伸ばしてもらうと、腰が緊張しはじめます。腰の筋膜と太ももの筋膜は身体の表層ばかりを使っていると、つい力みやすくなる箇所です。腰と太ももの重さをベッドに委ねたまま、力を手放し、身体の中心が伸びていくようにゆっくりゆっくりイメージから身体を動かしてもらいました。筋肉の充実感とは違う身体の使い方を新たに学んでいただくと、歩行時も身体が柔らかくなりました。Yさんも「腰の力が抜けている~。でもお尻が上がってますね」と嬉しそうでした。

9動きのパターン・習慣に気付く、変化させる不思議な感覚

お客様の状態

疲れが出ても、一晩寝れば残らなくなったそうです。前回のセッションで身体の前面に広がりと伸びが出た分、背面に少し伸びが必要です。そうすれば、さらなる身体の動きが生まれてきます。Yさんの場合ずいぶん前に登山で太ももが鍛えられていたので、脚を前に出す事は得意ですが、歩幅が後ろにはあまり伸びません。歩行中の後ろ姿を見ると、お尻が左右には動きますが、上下の動きはあまりみられません。これは歩行時に骨盤をあまり動かしてないからです。

セッション内容とお客様の感想

以前のセッションで骨盤周りへのワークはすでに行っていて、動きを妨げる筋膜は無いけれど、実際歩行中は骨盤の動きが少ないということは、「動きのパターン(習慣)」を見直す必要なあります。太ももに力を入れて歩行することはYさんには習慣になっています。反対に筋力に頼らず(筋膜の長さを維持して)骨格の動きに沿って動くことは慣れていません。寝た状態で太ももの筋膜を収縮させずに、歩行時に使われる大腰筋の動きに沿って骨盤と仙腸関節の動きを少しづつ引き出しました。仙腸関節が動くようになると、歩行時にお尻が揺れるのではなく、お尻が上がるようになりました。それと同時に背中がすっとして、支えが出てきました。ご本人は変化は感じていらっしゃいましたが、具体的には表現しにくいようで「なんだか不思議な感覚」とおっしゃっていました

10身体にしなやさかが生まれる力が抜けてきた

お客様の状態

力の抜き方、疲労の軽減を感じられる様になったそうです。最後の10回目のセッションということでさらなる目標をお伺いしたところ「必死にパソコンの入力をした後は、まだ肩と背中の張りが出る為、それを改善したい」と言う事でした。座った姿勢での肩や腕の使い方、座位での重心の取り方、あらたな感覚を学んでもらう事をメインにしました。

セッション内容とお客様の感想

歩行を確認すると腕を振って歩き始めます。前鋸筋や菱形筋など上半身の背面をあまり使っていません。そのため上腕二頭筋や三角筋を中心に身体を使う事が多いようです。前鋸筋と菱形筋が使えるように、薬指と小指に意識を入れてゆっくり肩甲骨の広がりを意識してもらいながら、ボールを動かしてもらいました。背面のボリュームや感覚が目覚めてくると、座面も広がり座っている時に肩が降りはじめました。「首が楽です。腕を使っているのに力が抜けてきました」とおっしゃっていました。セッション後の歩行は腕の力が抜けていました。Yさんは歩きはじめや、仕事が多忙になる時、そんなふとした瞬間に全身に力を入れる習慣がありました。その点にYさん自身が気が付けるようになりました。どんな時でも力を抜いている事は私たちは不可能に近いのですが、力が入った時に自分で気が付ける。力の抜き方が分かる。力を抜いている時の身体の楽な感覚が分かる。それらを日常で意識して頂ければ、身体は自然と楽な状態、居心地の良い状態を求めるようになっていきます。セッションを10回終え、がっちりしていた身体にはしなやかさが生まれました。今後も続くYさんの身体の変化が楽しみです。

このセッションは、にいつ ゆきこが担当しました。